岩崎式炭焼き窯
岩崎式炭焼き窯普及会・主催 岩崎眞理先生が開発された炭焼き窯を使っています。
高速高温のドラム缶炭焼き窯
ドラム缶を利用して作った高速高温度炭焼き窯で、乾燥竹ならば3時間、木材ならば5時間以内に炭化することが出来、炭化温度は1000度以上の白炭窯です。そして誰も失敗のしない炭焼き窯です。また木炭を酸性土壌に埋めると中和対策と二酸化炭素の削減になり環境改善になります。
酸性土壌を炭で改良
野や里山の酸性土壌を、木炭のアルカリによる中和とミネラルによる土壌改良を目的とした炭焼き(炭やき)窯です。 原発事故によるセシウム汚染対策用の木炭は田畑10アール当たり300㎏入れると効果が出ます。 ただしカリウムが減少すると効果がなくなるので毎年追加する必要がある。
化石燃料を燃やすと空気中で硫酸が発生し、酸性雨
化石燃料(石油・石炭)を燃やす時、含まれている硫黄が燃焼し亜硫酸ガスとなり空気中の水分と化合し 硫酸が出来る。アジア大陸で使われている化石燃料により、日本に酸性雨となって降り注ぎ木の表面で 濃縮され濃硫酸となり次の雨で地面に落ち地面の中を酸性化する。
酸性雨で土中の鉄やアルミが溶解し木が枯れる
木はリン酸を栄養源として根から吸収するが、酸性土壌では鉄やアルミが溶解し根から吸収され、木の内部でリン酸と鉄が強固に化合し、木が必要とするリン酸不足の為に栄養失調となり、虫除けのヤニを出せなくなり、虫害や栄養障害により枯れ死する。
ナラ枯れなどは、酸性雨→虫→枯れ死
一般のクヌギ、ナラ、カシの木でも枯れ死が多く見られるようになった。これは酸性雨による鉄分の吸収により、 虫の嫌がる苦味成分のタンニンが鉄と化合してタンニン鉄となり、苦味の成分が無くなり虫が入りやすくなる ので木は枯れる。木の中のタンニンは、動物のタンパク質と化合し変性させるために虫が死ぬ。
【出雲大社・厳島神社】松枯れも炭で回復
出雲大社の参道(約200m)の枯れ始めた黒松は、木炭の添加により樹盛が回復し再生されました。 広島の厳島神社の枯れ始めた松の木にも、炭による回復工事が行われ成功しました。 世界遺産の三保の松原も、酸性土壌であれば10年以内に松の木は枯れると考えます。
炭のまき方
掘ると樹木の細い根がたくさん見えてきます。その穴に粉になった炭を撒きます。炭と土を混ぜて埋め戻します。
隣の木と近い場合は木と木の間に撒きます。