9月にここ赤城山の西の畑(ブナ林の上)で炭焼きをしました。畑作業や薪つくり、花の手入れに来ているメンバーと有志、整体っ子とお母さんたちが参加しました。お母さんの美味しいお弁当の差し入れ、簡易トイレやハンモック、子供たちの無邪気な笑顔、大人も子供も正に森の学校です。
春にはブナ林に佐渡からMさんが持ってきてくれたモミ殻燻炭を播きました。田んぼにも入れたので土のエネルギーが高まり、お米の一粒一粒がしっかりしていのちいっぱいです。
10月に再び佐渡からMさんがもみ殻燻炭を持ってきてくれました。私たちも長い間活動していた森林(やま)の会の宮下さんは、佐渡の森に炭を入れ続けました。
宮下さんは2016年11月にお亡くなりになりました。その翌年2017年に大型台風が佐渡を直撃しました。台風が通過した後Mさんは森に入ってみましたら、炭を播いた森の木は1本も倒れていません。しかし炭を播いていない隣の森の木はバタバタ倒れているのを目の当たりにして、それまで半信半疑だった炭の力にあらためて驚きました。そしてその時に森の声が聴こえ「炭を播き続けることを決意した」と話してくれました。
以前セミナーに参加していたMさんの活躍をとてもうれしく思いました。森林の会で宮下さんとブナの植林と炭を播いてきたことが今も生き続け元気な森になっています。